しがらみのない政治

2012年06月10日 (日)

ガレキ処理=被災地復興?

 

 

 

 

東北地方太平洋沖地震により被害を受けた岩手・宮城・福島の被災3県沿岸部で多くのガレキが生じました。

発災以後現在に至ってもガレキ処理が復興への象徴として引き続き報道されています。

 

行政においては「震災廃棄物の広域処理」という言葉で議論がなされ、受け入れ先を探す作業をしているのですが、今回はこの「広域処理」について綴ってみます。


まず震災廃棄物処理とは何か。

行政や私たちは高々と山積みにされた物を指している方が多いのに対し、被災3県沿岸部の被災者の言うガレキ処理とは、生活圏内に散乱している物を指していた様です。


ここから我々と被災地の人との間で若干の齟齬(そご)が始まっています。

5月中旬に宮古市・大船渡市・気仙沼市を視てきましたが、今はもう人々の生活を阻害するガレキは「生活圏内」にほぼ存在せず、仮置き場に集積され、坦々と分別作業がされている状況です。

また政府の方針では、
ガレキ総量の約2割を広域処理とし、8割は現地処理としています。

ガレキという言葉を耳にするとコンクリやコンクリから鉄骨が突き出ている物のように感じます。

可燃性のガレキ、「ガ・レ・キ」という表現をしていますが、他の言葉を使うと「木片」とも言えます。

今回の広域処理の対象になるガレキはこの木片です。

 

因みに阪神淡路大震災時の広域処理は14%程度でした。

86%は自前処理ということです。



「仮置場として使える広大な土地はたくさんある」
「雇用が創出できるので長い期間をかけて自前で処理したい」
と、公式に発言している被災地首長もいます。


「進まぬ広域処理が被災地復興の妨げになっている」という表現、はたして正しいのでしょうか…

 

 

ゆうたろうの活動報告

カテゴリ

バックナンバー

このページのトップへ